英文を読む勉強をするだけでは、正確に読めるようになってもスピードが
遅く使い物になりません。
かといって、理屈もわからないまま流し読みしても役には立ちません。
正確なリーディングテクニックを使って100%クリアーに理解できた
英文を音読するのです。
私たちが日本語の文を読むとき、基本的にあいまいなところは少ないはずです。
もちろん、文法などは無意識ですが、基本的に100%迷いなしにクリアーに
読めているはずです。
英語もこの状態に近いところに持っていかないといけない。
読み方にあいまいなところがあってはいけない、あっても本当に少ない状態に
しないといけないのです。
考えてみればTOEICで800点は、「ネイティブスピーカーと支障なしに
コミュニケーションが取れる」という定義ですから、できるだけネイティブと
同じ状態に持っていくのは当然なのです。
そして、そのように読めるようになった英文を音読していきます。
自分の口を動かしその動かした感覚を感じ取りながら、そして自分の声を
聞きながら単語の意味、英文の流れを体に染み付けていきます。
あなたも色々なことで経験なさったと思いますが、ただ目で見て理解した
ことと、自分で実際にやってみたことでは覚える度合いが違うはずです。
完全に理解した上で音読し体に染み付けた感覚は、次に同じような英文を
読んだり聞いたりした時に瞬時に反応できる感覚になります。
この感覚が身につき始めたらTOEICで700点が狙えるようになって
きます。
そしてそこから磨きをかけていけば、800点、900点も狙えるように
なります。
「聞いているだけ」がどうしてダメなのか・・・。 聞いているだけは
どうしても受け身です。
聞いている間に意識はあっちへこっちへ飛びます。
音読をしたときのような、意識を集中した密度の濃い感覚が身につかない
のです。
音慣れはするでしょうが、どうしても効率が落ちてしまうのです。
音読法は体に英文の感覚を染み付けることによって、リーディングも速く、
正確になり、リスニングも音に振り回されなくなります。
1つの勉強法でリーディングもリスニングも上げていく・・・。
そしてそのようにして身についた感覚はスピーキングでも効果が出てきます。
「こんなことをいいたいな・・・」と思ったときに、ドンピシャリ! の
自然な表現が出てきたりします。
これは音読によって、頭の中でその表現と意味を感覚的に、しかも英文の
流れの中で身につけているからです。
だから似たようなシチュエーションになったり、話の流れになったら
瞬時の速さで出てきたりするのです。
これが音読が最強の勉強法だという理由です。
そして、この音読法は使い手を選びません。
誰が使っても正しい方法であれば、同じようなすばらしい成果をあげる
ことができます。
それは人間の生まれつき、誰でも持っている習慣によって作られた
反射神経を使うものだからです。
反射神経だからといって、怖がることはありません。
スポーツとは違って、我々日本人は誰でも日本語を話せているわけですから、
同じような、いわゆる「擬似(ぎじ)言語システム」を頭の中に作り出す
だけです。
日本語が話せているのであれば、大丈夫。
つまり誰でも大丈夫なのです。

