52.「リピートがだるい」

男性:大阪府:学生

こんにちは。 

僕は高校生で英会話学校に通っています。

すみません、すごく生意気なんですが、僕は自分でも結構文法は得意なほうだと思っています。

なのにレッスンではまわりのおばさんとかに合わせてリピートばっかりです。

なんか…、すごくだるくて。

どうしたらいいですか?





Answer 

こんにちは、■■さん。 

確かに学校で英語ができるのであればリピートはだるく感じるかも知れません。

特に高校生であれば、学校ではかなり文法の勉強が進んでいたとしても入るクラスは初級者のクラスになりますから、退屈だと思うのもうなづけます。

基本的に初級者のレッスンでは、使う文法項目が中学校1〜2年生の域を出ませんからね。

そう考えると知っていることばかりを教えられて挙句の果てにしつこいくらいにリピート…。

うんざりしてしまうのもわかります。



が…、実はこのリピートは重要です。 本当に重要です。

もし■■さんが、リピートの後で実際に話す演習のときにある程度流暢に話すことができ、しかもそれに対して周りの人があまりにも話せないというのであれば、そのクラスが■■さんのレベルには不適切であることも考えられます。

リピートはすごく重要ですが、ご本人がそこまで退屈に考えられていらっしゃるのであれば、少し問題です。

英会話に限らず「習い事」に退屈は大敵です。

退屈してしまえば極端に勉強の効率が落ちます。

もし、ご自身と周りの生徒さんとのレベルがあまりに違うようであれば先生に相談してクラスを変えてもらえばいいと思います。



が…、いざ話す演習となるとそんなに大差がない…、もしくは話す演習ではそんなに退屈に感じない、または何を話していいのかわからないというようであれば少し事情が違ってきます。



ここで申し上げておかないといけないのは、知っているのと使えるのとでは違うということです。

確かに学校では複雑な文法事項を勉強していると思います。

が…、その中で口をついて出てくるのが果たしていくつあるでしょう? すぐに使えるものが…。

ただの学問としての英語であれば知っていればOKかも知れません。

が…、実際に英会話として使うというのであれば、瞬時に口から出てくることを要求されます。

5秒かかったら会話の中ではかなりの空白になってしまうんですね。



スポーツにたとえると、学校ではかなり高度な技までスライドなどで見せてくれて理解させてくれます。

でも、そこから実際に自分でやってみる機会がないんですね。

実際に自分で英語を使う機会って学校では本当にわずかなはずです。 でも、技は高度なものばかり学習していきます。

そうなると知識と実際の自分の技量との間に大きな差が出てきます。

自分では経験がないのに知識ばかりついちゃうんですね。

表現として適切かどうかはわかりませんが、よく格闘技が好きな人がテレビで試合をみてウンチクを言っていますよね。

それに状況が似ていると思います。

要は知っているだけじゃダメだということなんです。



リピートはその知識を実際に口に出すことによって、使えるものにする行動です。 

口に実際に出せば、その感覚が身について徐々に使えるようになります。

そしてその演習をやはり最初から高度な技ではできません。

まずは簡単なものからポンッと出てくるようにする。

瞬時に…。 それがリピートの意味です。



ただ、やはり退屈というのもうなづけます。



まず、その退屈さを消すために付属のCDなどを聞いて同じリピートでも、日本語発音ではなく、できるだけネイティブ・スピーカーの発音に近づけてください。

僕が英会話のレッスンを担当した中でどれだけ英語が得意でも、いざ英語で話させてみれば発音が日本語であるのがほとんどです。

付属のCDにそのレッスンの英文が収録されているケースがほとんどですから、それを聞きながら発音を真似てください。

最初はおそらくスピードについていけないはずです。

そのスピードについていけるようにしてください。

そうすれば聞き取りが格段に上手になります。

音をまねることとスピードを上げる。 これを心がけてリピートするのです。

そうすることによって自分がネイティブと同じように話すことが出来るようになります。

そして自分でそれができると言うことはネイティブに同じように発話されてもわかるということなのです。

これはリスニング面においてかなり有利です。



さらに、次の週に勉強することをあらかじめ予習しておいて自分が使う単語、表現などをチェック。

あらかじめ話す予定の英文も覚えておけばいいと思います。

そうすれば、まず家で予習することによりその英文を頭にインプット。 

さらに英会話教室で使うことにより2回目にインプット。 

定着の度合いが増し、自分が使うことができる英語の幅が増えます。



もちろんそのとおりに会話が進むとは限りませんが、それが生きた会話というものです。

でも、あらかじめ自分が話す内容のあらすじを決め、それを本番にできるだけ実践するだけで定着度合いが違います。



リピートは自分で勉強するときにスピードをつけて、発音をネイティブ・スピーカーに近づけて工夫する。

さらに授業前にあらかじめ自分が話す内容を決めておいて、それに関して表現、単語などをチェックしておく。

これだけでかなり授業の充実度合いが変わってきます。

そしてそうした上でそれでもなお物足りないと思えてきたとき…、そのときこそがクラスを変えるときかもしれません…。






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