63.「ペーパーバックを読みたい」

女性:兵庫県:大学生

こんにちは。 私は英語が得意ではないのですが、好きなので英会話の学校に通ったりしています。

実は今、ペーパーバック(英語の小説本など)にトライしているのですが、ムズカシイ!!!

どんな勉強をすればいいでしょうか。





Answer 

こんにちは、☆☆さん。 英語が好きっていうのがうらやましいですね。

僕は英語を必要に迫られて勉強したという感じなので単純に「いいな〜」と思います。

ペーパーバック、読めるようになれば面白いですよ。

もちろん英文を読むスピードも上がります。

ペーパーバックでどのように勉強をするかについては、☆☆さんがどんなペースで勉強をしたいかによります。



よく、「辞書を引かずに読み流せ」とか出てきますよね。

じゃあ、どこまで読み流すのでしょうか?

どんなレベルになれば読み流せるのでしょうか?

読み流そうと思えば、最低限でも英検準1級が余裕で通るくらいでないと、難しいと思います。

まあ、そのペーパーバックのレベルにもよると思いますが…。

単純にペーパーバックの雰囲気を楽しみたいというのであれば、そこまで深く考えず読み流すでもいいと思います。

ただ、最低限でも英検2級程度の知識はほしいところです。

そうでなければ、本当に目で追っているだけになってしまうでしょう。



よく「読み流そう」というのは辞書にばかり頼ってしまう
ということがあります。

たとえば日本の小説でもあると思うんですね。 

スター・トレックの小説なんかあれば、たとえば日本語で
読んでも私にはちんぷんかんぷんです。

でもストーリわかって読めればいいので飛ばしていきます。

英語でもそのようなところはあります。

要するに辞書を使って明らかにしたところで仕方がない部分です。



それともう1つ、「推測する」という能力を身につける目的があります。

実際、リーディングでもリスニングでも、よっぽど英語の技量を上げて、知識を充実させない限り、必ずといっていいほどわからない単語、表現があります。

そう言う部分はやはり周囲の文などから、つまり「文脈」から推測する以外ないんですね。

そう言う部分はいちいち辞書を使って調べるよりも、できるだけ推測をする方がすらすらと読む練習になります。

自分の母語ではない言語を勉強するにおいて、どうしても必要な技術です。



ただ…、だからといって何でも読み流しになってしまうと本当に霧を通して向こうを見るかのように、大まかなストーリーしか取れないという読み方になってしまいます。

そしてこのような読み方は、初めてしばらくは「読み慣れ」ますが、そこからが伸びません。



じゃあ、どうするのか。 やっぱりきっちり精読する練習もいるんです。

どれか一冊の本でいいから、毎日辞書などで調べて少しずつ読んでいく…。

単語、文法、みんな調べます。

一日1段落、1ページでもいいです。

そして全部調べ終えるとやっぱり2〜3回音読して定着させます。

ただ、この勉強ばかりだと疲れますから、他に読み流し用のペーパーバックを買って並行して勉強してもかまいません。

一冊を精読用、時間をかけてじっくり読むために使い、もう一方ではどんどん読み流していく。

このような勉強方法が有効だと思います。



精読する場合、その小説のジャンルによっては普通の辞書では対抗できないかもしれません。

そんなときのために「リーダーズ英和辞典」を購入しておかれることをお勧めします。

これで少し分野が偏る単語でもある程度まで対抗できるはずです。

これでもわからない単語はそれこそ、「知らなくてもいい単語」か、文脈から推測するための単語です。



読み流しといってもある程度、細かく読んでも理解できるようになってはじめて役に立つのです。 それほど英文慣れしていない状態で読み流しても目で追っているだけです。

私はしつこく「音読」「音読」といいますが、これによってその英文の感覚を体に染み付けることができ、しかもリスニングに有利になるからです。

ぜひ、がんばってみてください。






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