65.「クラスの編成のリクエストを聞いてくれない」

男性:神奈川県:会社員

こんにちは、いつもメールマガジンを楽しく拝見させていただいております。

私は某大手英会話教室に通っているのですが、実はもうそろそろ、来年の継続を考える時期になって来ており、(昨年の11月にお便りをいただいております。)来年のクラスの事で少しもめております。

今のクラスが大変うまくいっているのに、来年はクラスのメンバーが一緒になることは保証できない、さらに先生もどうなるかわからないというわけなんです。

こちらも決して安いお金を払っているわけではないのにそんなリクエストくらい通らないのかと思います。





Answer 

こんにちは、▲▲さん。 

実は僕が大手の英会話スクールで教えていたときに同じようなことがありました。

本当にクラスがみんなで旅行に行くほどうまくいっていたのですが、原則としてクラスのメンバーが来年も一緒になるのは保証できないというのがスタッフ側の意見でした。



その中で板ばさみ状態になってしまいました。

生徒さんはなんとかしてほしいと訴えてくるし、そこの教室のディレクターはまるで僕が生徒をあおり立てているかのように考えていましたから・・・。(^^;)



考えうるかぎりですが理由がいくつかあるようです。



まず、「学校側の経営面から見て、クラスのメンバーを動かせないと次年度のクラス編成がしにくい。」

これが主な理由だったようです。 

基本的に毎年ある程度の数の生徒はやめていきますし、それを埋めるためにそれ以上の新規生を獲得しようとしますから、どうしても新規生と継続生バランス、クラスの年齢層、性格などを考慮してクラス編成をしていくようになります。

そこに固定化したクラスがあればやりにくいというのは当然の理由になってきます。

そして、利益が出るために最適なクラス人数も存在しますから、どうしても固定化したクラスがあれば編成しにくいんですね。

そこだけ動かせないわけですから…。



なので、これだけ考えれば経営サイドの都合の問題です。



ただ、純粋なレッスンの質の面でもデメリットは存在します。 これは僕自身が経験したことです。

コミュニケーションをとろうと思えば、ある程度相手に関して知らない情報があるほうが、コミュニケーションを取ろうとする意識が働きます。

これは当然のことですよね。 だからお互いよく知る仲になれば余計にコミュニケーションの「質」が重要になってくるのかもしれません。



英会話教室1年目というのは英語に対する新鮮さとともにクラスメイトに対する真剣さも存在します。

なので何もかもが新しくて無我夢中になるんですね。

それが、2年目も同じメンバーとなると、すごく快適なんだけど、「なあなあ」のムードが出てきます。

相手のことを知りすぎてしまうんですね。



知りすぎてしまうということはいろいろなことが見えてしまいます。

自分も相手に甘えてしまうし、相手に対する不満も出てくる。

そうなるとどうしてもそれがクラスの雰囲気に影響したり英語でのコミュニケーションに支障をきたしてしまうんです。

だから友達関係って続ける、維持するのが難しいじゃないですか?



結局僕のクラスも2年目は最後、尻すぼみに

終わっています。




それを考える今だから言えるんですが、最初の一年は本当に無我夢中です。 でもその雰囲気は最初の一年だけの雰囲気です。

そこから本当にレッスンに真剣に、普段の勉強の仕方も考えていかないと続かないと思います。

3年で終わってしまうというようなことになってしまうと思います。

ただのレクリエーションで終わってしまうんですね。

1年目の雰囲気が楽しい、というのは言い方は悪いですが、「楽しいレッスンでお客さんをのせる」英会話スクールの戦略にはまってしまっています。

最初の英会話学校を始められたころの動機をもう一度思い出して、英会話と真剣に向き合うのが2年目からかも知れません。



やっぱり安いお金を支払われているわけではありません。楽しいだけでは続かないんですね。

気持ちはすごくわかります。 僕も同じ事を教える側から経験しましたから…。



ガンバッテクダサイ!






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