{Question}
女性:大阪府
こんにちは。 いつもメルマガを読ませていただいています。
私は今、TOEICの勉強をしていまして、つい最近、ようやく600点を突破しました。
(中略)
自分ではリスニングはそんなに苦手ではないと思っていたのですが、聞いていると明らかに「覚えていない」というか、空白のところがあるのに気が付きました。
途中から内容についていくという感じです。
どうすればいいのでしょうか・・・。
{Answer}
いつもメールマガジンを読んでいただきましてありがとうございます。
リスニングの時に起きる「空白現象」は意識の度合いの差こそあれ、ほとんどが「何を言っていたのか、考えているうちに話者は先に進んでいる。」ということです。
ネイティブ・スピーカーは1分間に160語〜200語というスピードで話しますから、1秒間に大体2.5〜3語話していることになります。
ということは、自分が聞き取れたある単語の意味が、少しあいまいで、3秒間考えただけで、話している人はその間に7〜9語先に進んでしまいます。
1つの英文が終わってしまうには十分な時間です。(笑)
「言われたことの意味を考えている間に相手が先へ進んでしまう。」 それがリスニングの空白の正体です。
これは英語の学習者であれば、ほとんどの人が経験する関門です。 英文を読み始めて、ある程度までは読めるようになったけれども、完全には流れるように読めないならほとんどの人が経験していると思います。
意識をしているかどうかはわかりませんが、聞いている英文で抜けている部分があるのです。
どんな対処法があるのでしょうか?
要はリスニングをしているとき、ひとつの単語の意味で考えない、もしくは考える時間を限りなく少なくするということです。
考える時間が多いということは「定着していない。」ということです。
単語帳で単語を覚えているとしても、その単語を見て、日本語の意味が出てくるのに3秒かかってしまうのであれば遅いということなんです。
その間にネイティブ・スピーカーは7〜9語先に進みますから・・・。
その単語の意味を考えている間は、そちらのほうに意識が集中していますから、リスニングのほうに意識は行きません。
その単語を見るとぱっと意味が出てくる。 ひとりでに出てくる。 そこまで持っていかないといけないんです。
そうするためにはとにかく、単語などの知識を覚える作業である一定期間の間、ずっと繰り返すという作業をすべきです。
人間は物事を一回では覚えられません。 何回も何回も繰り返し、それを一定期間続けることによってようやく定着していくのです。
いつも言うことですが、ご自身のお仕事や家事を等を考えて見てください。
何回もずっとこなしているから、考えなくてもできる部分が大きいはずです。
そこまで持っていかないといけないのです。
キーは繰り返しによる定着です。
そして、もう1つ。 この段階にいる人は、英文をまだまだ一つ一つを解読していく読み方から抜けきっていません。
1つの文法項目、表現をひとかたまりとみて、英文を流れるように読んでいくことができないのです。
英文を部分部分に区切って、解読していく・・・。
もちろん、最初はそのような段階が必要です。 我々は日本語というまったく言語的に異なる言葉を話しているわけですから、最初はそのような少しずつ分析していくような読み方は必要なわけです。
でもいけないのは、一応そのような一つ一つ分析するような読み方をして、全部クリアーになったら、ほとんどの人がその英文をほうったらかしにしてしまうのです。
「よし、わかったからいいや!!」
全部わかったことに満足するのではなく、その全部クリアーになった英文を音読するのです。
慣れるまで・・・。
全部わかった英文を読むことによって、口を(体)を使った、耳を通した刺激を通じて、英文を英語の自然な順序、流れで体にインプットしていくのです。
そうすれば、徐々に英文を自然に読めるようになります。
そして、それがリスニングにつながります。
英文の流れが取れるようになるのです。
リスニングといえども、ネイティブが英文を音読しているだけなのです。
違いは後戻りできないこと、それとスピードです。(音声的なものもありますが、それが全てではありません。)
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