勉強しても全然「英語が使えている」という実感がない。
勉強して覚えた知識を定着させる。
しかも、すごく定着させる。
これが重要なんです。
我々日本人はどうして日本語を自由に使えているのでしょう?
それは「考えなくてもいいほど」日本語が定着しているからです。生まれてきてからずっと使っている言語です。
では、その言語はどのようにして身についているのでしょうか?
たとえば、「裁判(さいばん)」という文字を見て、どんな意味が思い浮かびますか?
違いますよね?
そのような正確な意味ではなくても「裁判」という言葉を聞いてなにか漠然としたイメージが思い浮かぶはずです。
それは人によっては裁判所の中のイメージかもしれませんし、裁判官のイメージかもしれません。
どっちにしても、単語には具体的な意味ではなく、結びついているイメージがあるわけです。
では、このようなイメージは頭の中でどのように結びついているのでしょうか?
単語をイメージと結び付けているものは「感情」です。単語のほとんどがイメージを持っています。
人によってそのイメージは違うでしょうが、感情的なイメージを単語に結び付けています。
これはニュースなどに出てくる一見無味乾燥に思える「時事英語」などでも同じです。
「経済効果」「背任」「大虐殺」 それぞれの単語に対してイメージを持っているのです。
このようなイメージを単語に結びつけると、それが「英語脳」の始まりになります。
いちいち「意味」を考えない。 単語を見たり、聞いたりすればすぐにイメージが浮かぶ。
そうすればリーディングで読むのが速くなる。 リスニングでスピード負けしない。
スピーキングでも言いたいイメージを思い浮かべれば、すぐに出てくるようになる。
このイメージをつけると言う作業が重要なのです。
これを実践するのがESR(エモーショナル・スピード・リーディング)です。
というのも脳は非常に高性能である分、デリケートで気分屋です。
ただの音読ではなく、言語を感情と結びつける、しかも脳が作業する効率も考える。
キーは「集中力」なのです。 根性ではありません。
よく「何十回も音読しています。」という人がいますが、あまりに音読すると逆効果です。
もちろん、1〜2回の音読ではあまり意味がありませんが、脳の働きを考えた上での音読が必要なのです。

