「英語脳を身につけるには」Part.2



最近、よく言われるようになった「英語脳」ですが、どのようなものなんでしょうか?



かなり抽象的な事柄をもっともらしい理屈をつけて言っている例が多いので、「なんのこっちゃ?」というのが正直なところかもしれません。



一言で「英語脳」といってもそのレベルにはいろいろあります。



「あれだけ中学、高校で勉強したのにぜんぜん英語ができない!!」 もちろんそうです。 勉強だけでは「英語脳」は身につきません。



「英語脳」と大そうなものに聞こえますが、要するに・・・、


「繰り返しているので、考える必要がないほど英語が頭の中に定着してしまっている。」


ということです。



「勉強」はある英語の事柄、たとえば文法だとか、新しい知識を「知った」というだけです。 



「へ〜こんなこともあるんだ。」で終わるんです。



思い出そうと思えば、かなり考えないといけません。 定着していないからです。



文法知識だとか、単語の知識を本当によく知っている人がいます。 でもそういう人が話せるかどうかは別問題です。



だから英検1級に受かっていながら話せない人もいるのです。



「英語脳」であるためには「体を使った定着」である必要があるのです。



ただ、「知っている」だけではなく、その知っている知識に沿って、体が(口が)動く。 耳が瞬時に識別できる。 これは「体を使った定着」なしには考えられません。



この状態になって初めて「英語脳」なんです。 



いくら文法だとか、単語だとか細かい知識を知っていても日本語で考えてしまっているのです。 (知らなくてもいいと言っているのではありません。)



ここが「英語はスポーツだ」といわれる所以(ゆえん)です。 考えていては遅い。 考えないで瞬時に体が動く。



特に英会話はこの要素が強くなります。 自分が言いたいことを表現するまでの時間をできるだけ短くしたい。 



会話で5秒の沈黙は致命傷です。 相手の言うことを的確に捉えようと思えば、スピードが重要です。 考えている間に相手は先へ先へ進んでしまいます。



勉強が不必要なのではありません。 ここは誤解なさらないでください。 知識がなければ、習熟すべき対象自身がないということです。
 


ただ、勉強だけではなく、何回も体を動かし習熟しなければならない。



英文法の勉強であっても、例文などを何度も音読。 習熟を重視した勉強をしてください。 「口を動かし、体にその感覚を覚えこませる」ということです。