TOEICで勝てないワケ1:どうして文法と単語をきっちち勉強しても
スコアが上がらないのか?



「勉強しても、勉強してもスコアが上がらない!!」

これは本当によく聞きます。



お話を伺うと本当に努力なさって、文法もきっちり勉強なさっているし、単語もきっちり
覚えている。

文法は市販のテキストを買ってきて、基本的なものは必ずおさえている。

そして単語帳も買ってきて、毎日覚えるようにしている。



でも、スコアが伸びない。

本番のテストでは、振り回されてしまって、ちっとも解けているという実感がない・・・。

一体こんなテスト、いつになったら余裕でこなせるようになるんだろうと思う・・・。

TOEICで800点も900点も取ってしまう人って、きっと頭の中がネイティブ・スピーカー
みたいになっていて、普段頭の中で考えるときも日本語が混ざっているんだろうな・・・
って思う。



実は、TOEICで800点を取ったり、900点を取る人でも、頭の中は
あまりあなたと変わらないと思います。



大丈夫です。 あなたは間違っていません。 文法も大切なんです。 単語も大切
なんです。



文法は英文を作る法則です。 これがデタラメでは、適当に単語をつなげて
意味をつなげるだけの推測読みになってしまいます。

文法がわかっていれば、ある程度まで正確に読めます。 なので、時々TOEICに
出てくるイジワルな問題でもひっかからなくなります。



単語は絶対必要です。 読んでいる英文の中で、知らない単語の割合が
10%を越えてしまうとチンプンカンプンです。

単語を知っていたら、読み方があいまいでもある程度推測できます。



だから、「絶対TOEICでスコアを上げたい」と決心して、文法と単語の勉強を始めた
あなたは間違っていないのです。



ところが・・・、読めることは読めるんだけど・・・、スピードが追いつかない・・・。

1つの文に10分くらいかかってしまう。 気がつくと試験終了5分前なのに、半分以上
問題が残っている・・・。

返ってくるスコアは500点にも満たない・・・。



これはあなたの勉強が間違っているのではなく、そこからさらに踏み込んだ勉強を
していないからです。



文法もある程度おさえた、単語もおさえた、それはOKなんです。 実はこういう
勉強をする人が一番伸びる可能性があります。

ただ、こういう人はよく考える分慎重すぎる人が多く、いつまでも文法の勉強で、
単語の勉強で止まっています。

そこから先に進めないのです。



TOEICは「あなたがどれくらい使える英語力を身につけているのか」を
チェックする試験です。

どうしてあんなにたくさんの英文が出題されているのでしょうか?

あなたが普段オフィスや新聞の広告で見かけるような、社会人であれば普通に
目にするような英文をどれだけ大量にスピーディーに読みこなせるのかチェック
しているのです。



これは当然の話ですよね? オフィスで仕事関係の英文書類を読んでいて、いちいち
辞書を引いて、時間をかけて読んでいては仕事になりません。

さっと読めて、しかも正確に理解できてこそ、本当に使える英語力です。

なので、そこそこのむずかしさの英文をどれだけ大量に処理できるのかチェックしているのです。

それが上手であれば上手であるほど、スコアが高くなり、したがって本当に
使い物になる英語を身につけているということになるのです。



ところが、文法と単語の勉強で終わっている人はいつまで経っても「スピーディーに、
しかも正確に読む」という練習ができていない・・・。

なので、こういう人はいつまで経っても400点台後半から、良くて500点台前半
止まりです。

どうしてもスピードでついていけないのです。



では、どうすればいいのでしょう?

答は1つ、「スピーディーに、しかも正確に読む」練習をすればいいのです。

ただ、これはただ読むだけではダメです。 ただ読むだけであれば、高校のときに
しっかりと勉強しています。



ここであなたのお役に立つのが音読なのです。

音読を取り入れた勉強をしていくと、大体半年くらいでTOEICのスコアが劇的に
上がります。

早い人ならば3ヶ月、本当に早い人なら1ヶ月で100点アップした人もいます。

どうしてなのか・・・。 音読は体で英語の感覚を感じ取るようにしてくれるので、
考える時間がなくなるのです。

瞬時に反応できるようになる。 スピードが求められるTOEICだからこそ、
音読は必要なのです。